大丈夫、君は可愛いから。君は絶対、幸せになれるから
今日は気分を変えて、こちら。
パケ買いでした。特にそれ以上の理由はありませんが、本との出会いは、人との出会いと一緒で”縁”ですからね。本書ですが、読み始めて数ページで、「世界の可愛くなれない不機嫌女子に送る本」「女の子を絶対幸せにする1冊」だということを著者に宣言されます。
さて、みなさんならこんな時どうしますか。「おれは男だし、何一つも共通点がないから読むのやーめよ」なのか、「なんだかおもしろそう。ちょっと読み進めてみよう。」なのか。僕は後者でした。
目次
①感情って伝染するんだよね。
嬉しい感情も悲しい感情も、もれなく周りの人に大きな影響を与えると思いませんか?いつもニコニコ楽しそうで、上機嫌な人の横にいるとみんなが上機嫌になる。逆も然りですよね。この事実を踏まえたら、何かでカっとした時に一歩踏みとどまって、冷静に物事と向き合うことができるんじゃないかと思います。
②「言わない美」ってよく聞くじゃない?
日本人特有の価値観かもしれませんね。僕たちは「伝えなくても伝わるって素敵だな」と心のどこかで感じている。確かに以心伝心って何だか格好いいし、分かりあえてる気がします。運命の人や親友とは、言葉を介さなくても理解し合えると思っていたこともありました。
ただ、「伝えなくても伝わっている」と考えるのは結構危険なことなんじゃないかなと感じました。僕たち人間はやっぱり伝え合わなきゃいけなくて、言葉を通してお互いの気持ちを理解していくプロセスが一番大切なんじゃないかって思うわけです。
将来のパートナーとだって、ビジネスパートナーとだって一緒です。「喧嘩するほど仲がいい」と言われるように、自分の気持ちを適切に表現できることは良い人生を歩んでいくために不可欠なんだと思っています。(できれば伝え方にも配慮したいところですが…)
③喜びの閾値が低い人って、もれなく人に好かれやすいんだよね。
人って誰かに喜んでもらえると嬉しいものですよね。小さなことで喜ぶって、くだらないように感じるかもしれませんが、甘く見ちゃいけません。人間関係においては結構重要なことで、喜びを表現してくれる人と一緒にいると、自分が認められた気持ちになりますよね。だんだん、その人と一緒にいたい、一緒にいると気持ちが良いと感じるようになってくると思います。著者は言います。
「喜び」って、自分だけにとっての幸せだと思いがちだけど、そうじゃない。だから、”喜んで魅せる”って言葉を覚えておいてほしい。
目の前の人が喜ぶって、その場にいる人全員に「幸せ」の感情が伝染すること。あなたの笑顔は、誰かの笑顔になるんですよね。
いかがでしたでしょうか。本書では「貴女」という言葉が連発しますが、僕は「僕は貴女なんだ」と思いながら読み進めていました。(笑) たまにはジャンルを変えて読書をするのも「脳」が刺激されていいもんですね。それではまた明日~。