1日1冊レビューし太郎

おススメの本ご紹介します。本の紹介を通して、自分の人生観や経験などをお話しします。日本の大学を卒業後、ALLEX Programに参加するために渡米。Missouri州のWashington大学、NY州のUnion大学、そしてHarvard大学で日本語教員として働きました。このブログでは、おススメの本の紹介を通して、自分の人生観や経験を語りたいです。あなたの悩みを解決させてください!いつでも相談に乗ります(^O^)

英会話教室OPEN

みなさん、おはようございます。

 

近況報告ですが、今月北海道旭川市英会話教室をOPENしました。
その準備にあたり、読書する時間が十分に確保できないため、投稿が不定期になりそうです。

当初、「1日1冊読書して、ブログに投稿することを1か月継続する」ということで始めましたが、2020年6月から9月まで3か月以上継続することができました。

 

この習慣は僕の心のよりどころでした。自分を原点に戻してくれる時間。読書して、そこで得られた知識をアウトプットすることで自分の考えに落とし込み、不思議と自己肯定感や精神の安定につながりました。

 

また落ち着いたら、1日1冊投稿のペースに戻したいと考えていますが、英会話教室の軌道が乗るまでは不定期投稿にしたいと思います。

 

それではみなさん、次回の投稿を楽しみにしていてくださいね!

(↓英会話教室のチラシ)

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「とりあえず」は英語でなんと言う?

「とりあえず」は英語で何というでしょう?

まずは自分で予想してみましょう!

 

はい、英語が好きな方でしたら、「For starters」「First of all」を思いついた人が多いのではないでしょうか。ほかにも「To start off with」「I'll start with~」などもあるみたいです。また、後で状況が変わるときの「とりあえず」は、「for the time being」「For now」などがありますね。

 

このような学校ではあまり教えてくれないけど、ネイティブがよく使っている表現がたくさん収録されています。

 

また、本書では、日本語の文化から生まれた「気持ち」や「考え方」をどうやって英語のネイティブに伝えるか書かれています。

 

正しい英語を話すためには、英語の文化と日本語の文化を両方知っておく必要があります。

 

著者はイギリスで生まれ、アメリカの高校に入学し、イギリス英語とアメリカ英語の違いを経験。その後、JETプログラムなどで新潟県の中学校の英語教員を経験。その間に日本語を学び、現地の文化を学ぶことになります。

 

この経歴を持つ著者が解説したフレーズ集は ”百利あって一害なし”です。

 

本書の章をご紹介します。

第1章 「自分の気持ち」を伝える

第2章 「自分の状態」を伝える

第3章 「性格」を表現する

第4章 「モノ」を評価する

第5章 会話がはずむ英語

第6章 知って損はない表現

 

です。

 

また、こちらの著書は文庫本ですので、気軽に読めますよ✊

超訳ニーチェの言葉(美について)

ニーチェ最終回です。

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目次

 

①絶えず進んでいく

生きている限り、僕たちは生きていかなければいけません。つまり、前に進んでいくこと。後退することはあるけど前進を繰り返していく。

 

大切なのは、「どこから来たか」ではなく、「どこへ行くか」

 

あなたは、どんな将来を目指していますか?過去にしがみついていませんか?他人と見比べて、自分を褒めたり嫌悪したりしていませんか?夢を楽しそうに語るだけで何もしないで現状に満足していませんか?

 

全て、自分に投げかけている言葉たち。

絶えず進め。より遠くへ。より高みを目指せ。

 

②美しく見る眼を持つ

僕たちは大切な人(もの)、身近にある人(もの)から順番に傷つけて生きているのかもしれません。

 

だからこそ、ニーチェが言うように、「ときには、遠い視野というものが必要かもしれない」という言葉が心に響きます。

 

遠くから思う時、様々なことが美しく見えてくる。僕たちは、自分自身の中の美しさを自ら汚してはいけないと思うんです。

 

③自分しか証人のいない試練

自分を試練にかけよう。人知れず、自分しか証人のいない試練に。

 

これが、本物の自尊心や確かな自信を与えてくれるのだと思います。誰の目も届かない所でも正直に生きる。自分に対して嘘をつかない。1人でいる時にその人の真価が試されるんでしょうね。

 

僕はこの数か月でドイツの哲学者ニーチェから多くのことを学びました。忘れないように、いや、すぐ思い出せるように過去の記事を載せておきます。

 

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そして、英語はあなたを変える(浦島久)

英語学習が好きな方、英語学習で悩んでいる方、英語関係の仕事に携わる方、すべての方に読んでいただきたい1冊となっております。

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フォト&エッセイなのもおすすめポイントです(^-^)

 

全体的に非常に読みやすく、素敵な写真がページを開くたびに出てくるので、楽しく読める本でした。その中でも英語学習についてしっかり学べる。

 

僕自身、大学時代は英語教育専攻でしたが、「これはいい学習方法だな!!」と思うものがいくつもありました。自分の知っている世界ってほんっとにちっぽけですよね。笑 

 

また、英語を学ぶ上で浦島先生のおすすめ著書がいくつも紹介されているので、その点でもものすごく役に立つと思います!僕も何冊か読んでみたくなったので、いくつか注文する予定です。(『1分間英語で自分のことを話してみる(中経出版)』『起きてから寝るまで表現550(アルク)』など)

 

本の見出しにもなっていますが、「質問ができれば答えがわかる」「ひとりごとで会話力をつける」「英語は『聴く』『聞く』が『効く』」などの言葉も非常に印象的で、その章の内容もものすごく興味深かったです。

 

本の詳細については、ここでは触れませんので、ぜひAmazonで購入してみてください!

 

浦島先生のこれまで歩んできた人生を知り、英語と向き合った瞬間瞬間を肌で感じることができる1冊なので、ぜひご一読いただければと思います!

 

英会話教室旭川でOPENするにあたり、本書を紹介してくださった浦島先生、本当にありがとうございます。また、浦島先生とつなげてくださったボストンに住む上村先生にも感謝申し上げます。

 

ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人

実家の大掃除と車移動などにより、投稿できていませんでしたが再開いたします。

 

みなさんは愛国心と聞いたら、どんなことを思い浮かべますか。何かをためらいますか?

[ケント・ギルバート]のついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人 (PHP新書)

 

私たちは「愛国心」とどのように向き合っていけばいいのでしょうか。僕はアメリカに3年間住んでいましたが、日本人以外の人に対して、「別に愛国心はありませんよ」と伝えたら、「この人たちは本当に信用できるのかな」と思われてしまう可能性が高いと思いました。

 

ケント・ギルバート氏が言うように、「日本以外の人にとって、愛国心とは家族を愛する心という概念がある」という言葉に僕も同感です。国民は家族のようなものであり、国そのものが家族なんです。

 

しかし、どうして私たち日本人は「愛国心」という言葉にアレルギー反応のようなものがあるのでしょうか。それは戦後にまでさかのぼります。

 

ある種のマインドコントロールがあったという分析がありますが、つまり、戦後の日本では、意図的な愛国心に抵抗感や罪悪感を抱かせるような学校教育やマスコミによる報道があったとのことでした。

 

こういった洗脳を行っていたのはGHQWGIP(War Guilt Information Program)であり、天皇愛国心を語ることは危険なイメージがあるということからでした。

 

そして、日本人が日本のことを知らない、自国の歴史や文化を語れない人として世界から見られている(という可能性)をほとんどの日本人は知りません。

 

一方、アメリカでは、幼稚園から「忠誠の誓い」を暗誦し、アメリカで育った国民は国旗に対して特別な感情を持っています。

 

日本とアメリカの愛国心

例えば、日本の街中でアメリカ国旗がデザインされたTシャツを着ていても誰も別に気にしないでしょうけど、日本の国旗が胸元にドンっとプリントされた白Tシャツを着ていたら、多くの注目を浴びることでしょう。

 

私たち日本人は自分の国旗に誇りを持っていないのでしょうか。日本という国を愛していないのでしょうか。僕はそうは思いません。

 

ただ、国民一人一人が「天皇」や「愛国心」などの言葉を自分で勉強し直してみることが重要なのではないかと思います。学校で教えられたことだけではまず足りないと思います。学校の歴史の授業だけが「真実」だとは限りません。

 

賢い大人の言い回し 啖呵の呼吸に学ぶ切り返し術

啖呵の神髄とは。

[宮越 秀雄]の賢い大人の言い回し 啖呵の呼吸に学ぶ切り返し術

啖呵の神髄は、

 

短い決めセリフで相手の反論を抑え、暴力を使わずに気勢を削ぐもの

 

とあります。具体的にどんなものがあるのでしょうか。

 

専門家や社会的地位のある人を黙らせる啖呵

・肩書をかさに着て何を威張ってやがんだよ、男なら肩書を外してやってみろよ。

 

 

相手の論理が正しくても口を出すなと封じる啖呵

・それをいっちゃあおしめえよ。

・お前はそれでいいかもしれねえが言われた方はどうなるんだ。

 


一見、倫理的な正論めいた言い方で黙らせる啖呵

・男のケンカってえ物は大切なものを護るためにやるんだよ、てめえの憂さ晴らしにやるもんじゃねえ。

・言ったことに責任が持てるんだな、吐いた唾は呑み込めんぞ。

 

 

ここでは少し極端な例をご紹介しましたが、本書にはビジネスシーンで使える丁寧な啖呵的表現も収録されています。結構勉強になりますよ。

 

現代の日常生活やビジネスシーンでも応用できるので、ぜひご一読ください。

なぜ、突然妻はキレるのか?

僕にはまだ”妻”と呼べる人がいませんが、知っておいて損はないと思いまして・・・。

[嶋津良智]のなぜ、突然妻はキレるのか? Forest2545新書 

妻って突然キレるんですか??(笑)

 

本書には、妻のイライラの原因の一つは不公平感とありました。

 

みなさん、同感ですか?笑 

 

厚生労働省の調査によると、いまや共働きは専業主婦の1.5倍。多数派は共働き家庭ですね。

 

その中でも、現代の子育ては「孤育て」と揶揄されている。仕事が忙しい夫は帰りが遅く、独りで子育てをする女性は思う以上に孤独である、とのことでした。

 

これは深刻な問題ですね。家族みんながハッピーじゃないと僕は嫌です。誰かがイライラしている状況に僕が立たされたとしたら、それはこちらもイライラしてしまうかもしれません。

 

イライラとうまく付き合うための言葉たち。

 

妻が幸せならあなたも幸せになる。

 

他人と過去は変えられない。

 

結婚したら双方の価値観を明らかにすることは重要です。

 

女心と秋の空

 

怒りの9割は価値観の違い

 

人の価値観は、生まれ育った環境や個人の性格や人との出会いなどにより培われていく ものですから、まったく同じ人なんていません。

 

「こうあるべき」と決めつけないことが大切です。妻に求める役割、夫に求める役割なんてものはありません。それは二人で話し合って価値観を擦り合わせていけばいいこと です。

 

イライラしたら6秒数える。

 

幸せとは、他人から幸福に見えることではありません。自分が幸せだと感じる状態のことです。

 

あなたが幸せかどうかはあなた自身が決めることです。男女二人の幸せはあなたとパートナーが決めることです。

 

「人間の幸福は他者との関連性でしかあり得ない」(アドラー

 

 「幸せは自分から始まり、他者への貢献で終わる」

 

お互いハッピーな関係でいきましょう♪

 

じいさん・ばあさんの愛しかた : “介護の職人”があかす老いを輝かせる生活術

老人ホームの実態を介護の職人が明かす。

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本書を読んで、「介護」という仕事は自分の想像を遥かに超えるものだった。僕自身、大学4年生の時に介護施設実習というものが1週間程度あり、デイサービスに通う利用者さんの生活補助や入浴補助、レクリエーションなどを経験した。

 

その感想は端的に言えば、「案外楽しかった」だ。

 

その感想は実際に現場で働いている介護福祉士の方は聞けば、「何を甘っちょろいことを」と言われてしまいそうだが、正直な感想だ。

 

だが、もちろん1週間程度ではその仕事の表面のことすらわからないのだから、本書を通してもう少しだけ介護の現場をのぞくことができた気がする。

 

印象に残った言葉たち。

ヘルパーや寮母とうまくやっていける度合は、体の重さに反比例し、人柄に比例する。

 

年を取ると個性が煮詰まる。

 

風呂なんか入らんでも死にゃあせん。 

 

訓練にはなくてレクリエーションにあるものといえば目的である。

 

あなたは自分の老いと付き合えるだろうか。老人が嫌いだという人は難しいだろう。だってそれは自分の未来が嫌いだということだから。今、老人とうまく付き合っている人は、未来の自分ともうまく付き合えるだろう。老人と楽しく付き合える人は、自分の老いとも楽しく付き合えるに違いない。

 

本書には多くの出会いが盛り込まれています。ぜひご一読ください。

 

星の王子さま

26歳にして、初めて読みました。星の王子さま

[サン=テグジュペリ, 浅岡 夢二]の星の王子さま

バラとキツネと、星の王子さまのお話がとても心に響きました。星の王子さまはバラとの関係が悪化して自分の星を出ることになります。バラの”とげ”のある言葉に心が傷ついてしまったんですね。

 

数多くの星を旅して、あらゆる人や動物、植物と話をします。そして、地球に来た時にキツネと出会います。

 

キツネとの別れの時、キツネは星の王子さまに大切なことを伝えますが、ここでは言いません。ぜひ読んでみてください。

 

自分にとって本当に大切なものが何なのか、考えるいいきっかけを与えてくれると思います。

 

「なんで?」「どうして?」その気持ちを忘れないことが何よりも尊くて、生きている楽しさを与えてくれると思うことがあります。今の時代では当たり前のことが、100年前だったら犯罪だったかもしれない。

 

正解なんて一つもなくて、誰か権力や立場が強い人の意見が採用されたら、みんな(国民や弱者たち)は従わなきゃいけない。誰かが苦しんで、誰かがいい気持ちになって、誰かが行動を起こす。

 

そうやって時代は更新(?)されてきたのかもしれないけど、その輪廻に鈍感になってしまうことに対して、僕は乗り気になれないのです。支離滅裂していて論点がわからなくなってきましたが、『星の王子さま』を読んだ後の感想です。

 

僕は年齢を重ねて、長く生きれば生きるほど、生きるのが簡単になるのだと思い込んでいました。でも、生きれば生きるほど難しくなるという考え方もできます。本書のメッセージでもある

 

「物事は、偏見、先入観、固定観念を捨てて、意識を白紙状態にして見なければならない」

 

これは大人にとって特に難しいことですが、そうしなければ物事の本当の姿を見ることができない。

 

”小さな賢者”の声に耳を傾けてみましょう。

超訳ニーチェの言葉(知について)

残り2回となりました。ニーチェの教え。

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超訳ニーチェの言葉 | フリ-ドリヒ・ヴィルヘルム・ニ-チェ, 白取春彦, 白取 春彦 | 哲学・思想 | Kindleストア | Amazon

 

前回の投稿

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目次

 

①力を入れすぎない

全力ではなくて、自分の力の4分の3ほどの力で、作品なり仕事なりを完成させるくらいのほうがちょうどいいものができあがる、と彼は言います。

 

全力で仕上げたものには、重苦しい印象があったり、緊張を強いるものだったりすることがあるからだそうです。その作品からは一種の不快感と濁った興奮を与えかねないとさえ。

 

一方で、4分の3程度で仕上げたものは、おおらかな余裕を感じさせ、ゆったりとした作品になる。一種の安心感と健やかさ、快適さを与えるというのです。

 

よっては、多くの人に受け入れられやすい作品になるといいます。

 

②独創的になるためには

独創的な人ってどんな人でしょう。

 

全く新しい突飛なものを見つけられる特殊な嗅覚を持つ人でしょうか。それとも誰でも知っているようなものや安易に見過ごしてきたものをまるで新しいものであるかのように見直す眼を持つ人でしょうか。

 

様々な意見があっていいと思います。みんな違って、みんないい。

 

③よく考えるために

きちんと考える人になるためには次の3条件が必要だとニーチェは言います。

 

  1. 人付き合いをすること
  2. 書物を読むこと
  3. 情熱を持つこと

 

これらのどの一つでも欠いたら、まともに考えることなどできないとのこと。理由は書かれていませんでした。共に考えましょう。

 

次回のニーチェは最終回で、テーマは「美」です。お楽しみに。

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