君たちはどう生きるか(吉野源三郎)
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一時期ブームになっていましたよね。これは僕の大好きなまんが版です。笑
印象的だった言葉をどうぞ!
①伝えることと教えることの違いと二種類の経験
この二つの違いを考えたことがあるでしょうか。私は北海道教育大学で教育学を学びましたが、この二つの言葉の違いに関する授業は覚えていません。ただ、先生として生徒(学生)たちに何かを伝える時、何かを教える時にこの二つの言葉の違いを明確にしておく必要があると思います。
例えば、学校の先生を例に挙げれば、教科を教える、経験を伝えることがあるでしょう。教科を伝えたり、経験を教えたりすることはない。これらの違いについてぜひ考えてみてください。もし納得できる答えが見出せなかったら、この本を手に取ってみたらいいかと思います。
また、経験には二つの種類があるとされています。一つ目は、自分が実際に経験すること。二つ目は、本や人の話から得た経験。僕はこの二つの経験をバランスよく“経験”することが重要だと思うんです。
自分が実際に経験することは時間や場所の問題でなかなか上手くいかないかもしれません。自分自身が実際に経験することを補うために、本や人の話を通じて積極的に学ぶことが大いに求められると思います。本を読むことに価値がないという人は聞いたことがありますが(本田宗一郎など)、人との出会いには価値がないという人は聞いたことがありません。人は人と出会い、人を通じて成長できるんだと信じています。だからこそ先人の人は「人」という漢字を残したんでしょうね。
②ありがたい(有難い)→そうあることが難しい
先月の12日で26歳になりましたが、昨年くらいからようやく「感謝」することの意味を理解できるようになってきたと思います。昔から「ありがとうございます」という言葉は数え切れないほど言ってきましたが、それらが本当に気持ちのこもっているものだったかと問われると自信がありません。「○○されたら、お礼を言う」というような機械的な言葉になっていた気がします。
ですが、「ありがとう」と言えることが「幸せなこと」だと気づいてから、僕も感謝の言葉を伝えた分、何かを返したいなと思うようになったんです。ポイントは、誰かに「ありがとう」と自分が言った分だけ、誰かに「ありがとう」と言ってもらえるように行動すること、これが大切なんじゃないかなと思うんです。
最近、素敵な出会いが多いです。詳しくは追々話したいと思いますが、人のあたたかさに触れています。僕のことを気遣って誰かが行動してくれる、言葉をかけてくれる、何かを分けてくれる。この文を書いているだけで、いろんなシーンを思い出して涙が出そうになっています。笑
人から受けた愛や恩は返していくことが自然の摂理であり、大げさに言えばその循環が良い社会を作っていくんじゃないかな。
③自分の受けている幸せが、めったにあることじゃないと思えばこそ、それに感謝する気持ちになる。
②と共通する点もありますが、幸せって自分がそう思うか、そう思わないかの違いだと思います。どんな環境に置かれていたとしても、それが幸せだと思える、小さな幸せを見つけられる人が幸せなんです。どんなに貯金があっても、どんなに立場が強くても、自分で幸せだと思えない人は不幸せ。
幸せになりたいと思うなら、「自分は幸せだ」と思うだけですよ、きっと。26年しか生きていないので、あまり偉そうなことは言えませんが、本当にそうだと思います。今日から、今から、僕たちは幸せになれます。は~~、今日も幸せだった!!
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